「番茶」というと、ほうじ茶のことを思い
浮かべる方も多いですが、三重県では「番茶」は秋口に刈り取ったお茶のことをさします。
「秋番(あきばん)」と呼び、伊勢の地で昔から飲まれ続けてきた日常のお茶です。カフェインが少なく、さっぱりしてやさしい味わいの緑茶で、殺菌効果のあるカテキンも含まれていますので、ご年配の方やお子様にもおすすめしたいお茶です。
番茶の淹れ方
やかん(2リットル)でたっぷり作るなら、かるくひとつかみの茶葉を沸騰したやかんの中に入れて10~20秒ほど煮出します。やかんごと水で冷やせばきれいな緑色のお茶ができます。急須で淹れる時は熱湯を注いでください。
秋番茶は時を経ると熟成し、味わいが増します。気軽に常備しておけるのも魅力です。