歴史ある日本の茶
三重県のお茶
伊勢茶
三重県では、すでに1100年ほど前には
お茶が伝わっていたようであり、お茶の
栽培は800年ほど前の鎌倉時代初期に
始まったとされます。室町時代の書物
「異制庭訓往来」には、伊勢國のお茶は
京都の宇治と並んで「銘茶」(品質が
良く有名なお茶のこと) と記されている
そうです。江戸時代には、伊勢國の茶
「伊勢茶」として、江戸をはじめ東北地方
まで販売され、幕末から明治時代には
アメリカに盛んに輸出されていました。
参考文献:「伊勢茶の歴史」2018年 高瀬孝二 著