伊勢茶問屋

かねき伊藤彦市商店

Story

Concept 

かつては薬として

一般庶民に手の届かなかったお茶。

今はすぐそばにあり、

私たちの心と身体を

リフレッシュしてくれます。 

口に含んだ一杯のお茶は

からだの中を通り抜け、

心の中に小さな風が吹き抜けたように、

気持ちの変化や新しい発見を

もたらしてくれます。

お茶は自分のために、

そして

自分の大事な人のために淹れます。

お茶を飲みながら人は談笑し、

心を通わせます。

自分を大切にし、相手を想い、

ひとりではないと感じる。

お茶を淹れることも

平和につながるのだと思います。

私たちは自然に敬意を払い、

いつも誰のそばにもある

「風」のような、

やさしくて飾らないお茶を

お届けしていきたい

と考えています。

いつもそばにお茶がある

暮らしの豊かさを

実感できる社会を実現するために。

歴史ある日本の茶

三重のお茶

伊勢茶

三重県では、

すでに1100年ほど前には

お茶が伝わっていたようであり、

お茶の栽培は

800年ほど前の鎌倉時代初期に

始まったとされます。 

 室町時代の書物

「異制庭訓往来」には、

伊勢國のお茶は

京都の宇治と並んで「銘茶」

(品質が良く有名なお茶のこと)

と記されているそうです。 

 江戸時代には、

伊勢國の茶「伊勢茶」として、

江戸をはじめ東北地方まで販売され、

幕末から明治時代には

アメリカに盛んに

輸出されていました。

参考文献:「伊勢茶の歴史」2018年  高瀬孝二  著

百年乃茶

樹齢百年を超える茶の木から採れた茶葉です。

この茶の樹々が広がる茶畑を

目の前にすると、

ヒトがチャの樹を支え、

チャの葉がヒトを支えているということに

目を覚まされます。

古い茶樹から生まれた新しい調和のお茶

「百年乃茶」

誰かにお茶を淹れることは

自分、そして誰かを

大切にすること

お茶で平らかで和やかな

気持ちと空間が

生まれます。

湯温によって色々な味が楽しめます。

70〜80℃の湯温で

じっくりと味わい深く、

100〜90℃くらいの湯温で

すっきりと爽やかに。

茶葉をひとつまみ

カップに入れて熱湯をそそぐ

カップティーにもおすすめです。

 

百年茶   50g          880円(税込)

 

Sekicala

セキカラ

 「関(せき)」という町に小さなお店が

2023年8月23日 オープンしました

 

三重県亀山市の関町、

かつて東海道47番目の宿場町

「関宿」があった町。

 

古い町屋が連なり、

伝統的な建造物群に

今も人々が暮らす町。

 

新しいお店の名前は「Sekicala セキカラ」

 

「From Seki セキカラ」

関(せき)から

 

 「Seki Color セキカラー」

関の色、ここにあるもの

 

 関の町屋の玄関から聞こえる

「カラカラ」という音

 

こんな意味をこめて名付けた

「Sekicala セキカラ」です。

 

「Sekicala セキカラ」のテーマは

「お茶」と「日本のモノづくり」

 

私たちが心動かされる「お茶」への想いを、

体験プログラムやワークショップ、

茶器の提案、茶葉の販売を通して表現します。

 

私たちが心動かされるモノづくりの品々を、

作り手の想いとともにご紹介、販売します。

 

作り手それぞれが

「モノづくり」への想いを伝え、

表現する展示会を開催します。

 

この町で生まれる、

作り手と使い手の小さな交流の数々が、

小さなひらめきの渦を生み、

より良い社会への大きな流れとなっていく。

 

こんなことを想像し、

私たちはセキカラ始めます。